センチメンタルボーイ

作詞・作曲 松本幸太朗

 

いってきますと家を飛び出して湖岸で寝そべった16歳

先生が黒板に書く昔の誰かが作った方程式よりも

今日しか見れない空の方がずっと価値があると信じてた

今もそうだ

 

教室の中の戦争 自分の部屋はいつだってユートピア

朝焼けに昇る月と水面に映る太陽の光が僕で

夢の中の君は笑って 目覚めたらいつも1人ぼっちで

寂しくてやりきれないのに時計の針は止まってくれない

 

忘れたことも忘れていく日々に印を

例えば君の涙あいつと撮った写真

数えていてもいつの日かわからなくなる

その前にバイバイ先生この思いの名前を教えてくれ

 

 

忘れたことも忘れていく日々に印を

例えば壊れたギター初めて歌ったとき

 

春は桜を踏んで歩いて

夏はボールを握ってた頃思い出して

秋はいつも寂しくて

産まれた冬が来るたび大人になって

うまく言葉にできないもどかしさが溜まっていく

部屋の壁に開けた穴何回も泣かせた母さんに

面と向かってごめんねも言えなくて苦しくて

一人ぼっちだと思っていた

心割れる音を聞いてた

答えは今もわからないまま

とにかく必死なんだ

僕は僕のままでこれからも生きていくよ